乾燥肌の原因は?
一般論で言えば皮脂分泌の低下が原因です。
皮脂という油は肌の健康状態を保護してくれます。
皮脂は汗と空気が混じり皮脂膜を生成。
この皮脂膜が生成できなくなる状態で乾燥肌になります。
まず、皮脂が足りなくなる場合に皮脂膜は生成されにくくなります。
さて、皮脂不足だけが原因でしょうか?
皮脂が足りていても水分が少なければアンバランス。
すなわち、まず、表皮上層の角質層の水分量が大切。
次に、皮脂膜で水分の蒸発を適切にコントロール。
要するに、皮脂と水分がバランス良く保持されれば乾燥肌は防げます。
乾燥肌の要因は様々に考えられますが、代表的なものを列挙してみます。
●外的な要因
外気が乾燥し湿度が低下した場合、水分が肌の上からドンドン蒸発してしまいます。
●新陳代謝の影響
新陳代謝の能力が低下した場合、乾燥肌になりやすいです。
本来、古い角質が剥がれ落ちて新しい肌が再生されるべき場所に、古い角質が付着したまま。
このままだとカサカサ状態になります。
●食事バランス
偏食や無理なダイエットによって、食生活が乱れて皮膚が必要としている十分な栄養素が不足。
栄養素が不足すれば、皮脂の分泌に影響を与え、皮膚にうるおいがなくなってしまいます。
●ストレスその他
ストレスにより、自律神経に支障をきたし、皮脂の分泌に悪い影響を与える場合です。
他にも、睡眠不足、疲労などで血液の循環が悪くなると乾燥肌になる場合が有ります。
●加齢、老齢化
若いうちは皮脂の分泌が活発です。
しかし年を取るにつれて、肌がカサカサして来ます。
●化粧品の影響
粗悪な化粧品を使い続けると肌に悪影響を及ぼし、皮脂の分泌が悪くなります。
●遺伝的なもの
先祖から受け継いだ遺伝子が、なぜかしら、乾燥肌の家系だということです。
この場合、いかに上手に乾燥肌と付き合っていくかを考えることになります。
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