四字熟語テスト館
ハ
★破鏡不照
はきょうふしょう
「破鏡は照さず（はきょうはうつさず）」と読む。
破壊された鏡は照らさない。
正式には「破鏡不重照」らしい。
その場合は、「破鏡は重ねて照さず」と読む。
破鏡は再び照らすことがないのだという悟りである。
もともと、いったん大きく悟った者は再び迷う事はない、という意味らしい。
しかし悟らない場合は俗人の理解でこの表現が一人歩きする。
すなわち、覆水盆に返らず、夫婦が離婚すること、と一般的には解釈されている。
現在は、いったん別れた夫婦は決して元に戻らないことの例えとして使われている。